藤田明(鉛筆画)+宮村弦(墨象)
Black, White and Gray
2014/10/18(Sat)-29(Wed) 10:00〜17:00〔最終日は 〜15:00〕
ギャラリー未来〔静岡県藤枝市岡部〕10/23(Thu)と24(Fri)は定休日
※10/19(日)14時半からは両作家によるトークセッションを開催予定。
村上夢子氏の電子ピアノによるバッハ曲の演奏も予定しています。
どうぞお楽しみに!
Black, White and Gray展 告知DMハガキ
墨象作家 宮村弦氏との二人展!
幸運なご縁あって、世界的にご活躍されている墨象作家の宮村弦(みやむらげん)氏との競演が実現することとなりました!「墨象」という言葉は耳慣れない言葉ですが、墨の性質を利用した独自の技法による書とも絵画とも単純に言い切れない宮村さん独自の世界観やスタイルを表現した言葉のようです。
実は宮村さんは画材として「墨」にすらこだわっておらず、より自由な表現を追求しているようで、いわゆる「現代書家」というカテゴリーにもおさまらない作家さんです。
深い黒と白い背景の対比が鮮烈なイメージを喚起する宮村作品と、偶然のグレースケールの中に曖昧なイメージを象徴する藤田作品との競演ということで、「Black, White and Gray展」という訳です。
使う道具や技法は全然異なるものの、どことなく藤田の作品と共通した印象も感じられます。どうもメンタリティにおいても似たような感覚の持ち主でもあるようで、初めてお話した時にもとてもシンパシーを感じました。宮村さんとは10/19(日)にトークセッションを予定していますので、僕も今から楽しみです。
墨象作家・宮村弦氏 プロフィール
http://gen-m.jp/profile/
1980年 静岡県生まれ。
新潟大学大学院 教育学研究科 教科教育専攻 美術教育(書道)専修 修了。
奎星会(無鑑査)。
墨象作家。 “前衛書以後” の書作家として、抽象表現による書の制作を中心に発表を重ねる。書の美意識の大胆な解釈によって描かれる同時代的な表現は、文字・墨象、手法・媒体を問わず書の外側の領域にまで広がりを見せている。活動の場は多岐にわたり、多くのアートプロジェクト・デザインプロジェクトに参加している。毎日書道展毎日賞、他、受賞多数。
ピアニスト・村上夢子氏 プロフィール
10/19(日)14時半からのトークセッション開催時には、村上夢子氏の電子ピアノによる特別公演も!バッハ曲を演奏予定しています。夢子さんもまた世界的に活躍している演奏家さんです。そういえば、ピアノの鍵盤も白と黒ですね(笑)。
http://yumekomurakami.jimdo.com/
オーストリア国立グラーツ音楽大学ピアノ科卒業。
静岡県立藤枝東高校を卒業後、渡墺。98年ウィーンデビュー、サヴァリア交響楽団と共演 (ウィーン)ウィーン、グラーツ、東京、サラエボ等での演奏活動を経て、05年帰国。現在は静岡県を中心に東京や愛知で、ソロリサイタル、室内楽、声楽伴奏等での演奏活動を行っている。また、ピアノ指導や幼児の音楽教育にも携わっている。ピアノを笠井左絵、手塚恵美子、深澤亮子、李 清、声楽伴奏をH.プシュニックの各氏に師事。フリューゲル音楽研究所代表、オーストリア音楽協会会員。
毎度申し上げていることですが(笑)「鉛筆にもまだ、出来ることがある..」
鉛筆は、その種類や持ち方や削り方、紙との相性や技法で、得られる効果が異なってくることで、バリエーション豊かな作品が描けることと良く似ているように思います。
だからやっぱり僕は鉛筆で音楽を描いているのだと思うのです。
この展覧会のための新作10点と、近作からのチョイス6点の計16点を出品します。
宮村さんも力作12点を出品されます。黒と白、そしてグレイの共演。どうぞお楽しみに!
会場へのアクセスとお問い合わせ先について
ギャラリー未来
藤枝市岡部町の画廊です。
岡部町は高草山の麓、心やすらぐ空間です。
階段を上り、坪庭に季節のうつろいを感じながら入り口に立つと、木造の高い天井の落ち着いた空間があなたをお持ちしております。
当ギャラリーは、絵画・彫刻・工芸・現代アート・書・その他様々な分野の展示、販売を行っております。
手頃な空間に作品の発表、展示を行いながら、多くの皆様に「心のやすらぎ、心の豊かさ」を感じられ、「くらしにアート」を取り入れて頂けるように願っております。
皆様の御来廊をお待ちしております。
〔ギャラリー未来Webサイトより転載〕
●場所 〒421-1132 静岡県藤枝市岡部町三輪646-11
●電話 054-667-5500
●営業時間 10:00 〜 17:00〔会期最終日は 〜15:00〕(木曜・金曜定休)