個展"Overdrive"
2012/10/03(Wed)-11/04(Sun)
art・age gallery〔愛知県豊橋市〕
告知DMハガキ〔作品は「好奇心 -Curiosity-」〕
豊橋で4回目、通算18回目の個展
愛知県豊橋市のart・age Gallery(アート・エイジ・ギャラリー)さんにて、
個展「 "beautiful barbarians"」(2008年1月)、「"Winter Tails"」(2009年12月)、「"Following the River"」(2011年11月)に続き4度目、通算18回目となる個展を開催せていただきます!!
ロック・ミュージックなどでエレキ・ギターをオーバードライブさせるように、「鉛筆」による新たな表現を探求する実験精神にあふれた展覧会を目指しました。題して「"Overdrive"展」です。
“Overdrive” オーバードライブ
【名詞】音楽・楽器用語
本来は真空管アンプに過大な電圧を入力することによって、出力音が歪んでしまう状態のこと(overdriveの原義は'酷使'の意)を意味するが、特にロック・ミュージックなどではアンプやエレキ・ギターなどの機器を用いて、ワイルドでパワフルなサウンドを得るために意図的にこの状態を作り出す。またその音響効果を得るために開発された機器(エフェクター)を総称して「オーバードライブ」などと呼ぶ。
○類義語・関連語 → ディストーション、ファズ、ブースター、フィードバック・ノイズ
「鉛筆にも、まだ出来ることがある...」
ルーマニア出身の現代彫刻の巨匠コンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brâncuşi 1876-1957)は、彼に師事していたイサム・ノグチに「始めから破棄する目的で決してものを作るな」と言ったという。
僕にとって「鉛筆」は、下描きや練習のための道具なんかじゃない。他の画材に従属するだけの存在でもない。自らの意志を持って、一発勝負の「ロックン・ロール」を奏でる楽器のようなものなんだ...〔なんてな(笑)〕
『好奇心 -Curiosity-』
今回の告知ハガキにあしらった作品は『好奇心 -Curiosity-』と言います。
タイトルは僕が知らないうちにNASAが打ち上げていて、今年(2012年)の8月22日に火星に到達した探査機ローバーの愛称「キュリオシティ(Curiosity=好奇心)」から採ったものです。全米の学生・児童を対象に公募して集まった9,000件以上の案の中から、カンザス州の12歳の少女が提案した愛称が採用されたのだそうです。
コドモの頃から、僕は宇宙への興味を失ったことはありません。
現在では、火星にはH.G.ウェルズが『宇宙戦争』で描いたような姿をした「火星人」は存在しないことが分かっています。なのにこんな時代に、海の向こうにも、僕と同じように宇宙に「好奇心」を抱いている小さな女の子や、本当に火星にたどり着けるロケットを打ち上げているひとたちがいるのって、ステキなことだとは思いませんか?
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今回は小品を得意とする僕にしてはいつもより大きめのサイズの作品を中心に新作20数点をはじめ、豊橋エリアのお客さまはまだご覧になっていない可能性が高い浜松エリアで開催した展覧会に出した近作などからのセレクションで構成する予定です。どうぞお楽しみに。
会場へのアクセスとお問い合わせ先について
art・age Gallery(アート・エイジ ギャラリー)
創業40余年の額縁専門店の(株)東海フレームさんが運営するギャラリーで、1階が額縁屋さんで、その2階がギャラリーになっています。白い壁のモダンな雰囲気のギャラリーです。
浜松からお車でお越しの場合は、国道1号線を西に向かい、豊橋の中心街に入る少し手前の「瓦町」交差点を左折、すぐ次の信号で右折、またすぐ次の信号で左折、道の左側、向山小学校の手前にあるギャラリーです。(※カーナビでは「向山小学校」を目的地に設定すると良いかもしれません。)
電車でお越しの方は、豊橋駅東口の豊鉄バス乗り場からバスがご利用いただけます。
岩田団地線、西口線、天伯団地線、牛川金田線、飯村岩崎線のいずれかにて「商業高校前」で下車、徒歩5分。または、二川線(55, 56, 57系統)「向山小学校北」で下車、徒歩2分でもOKです。
※遠方からお越しの方は念のため事前に再確認されるとよいでしょう。
【豊鉄バス豊橋営業所】0532-44-8410(6:00〜22:00)
●場所 〒440-0861 愛知県豊橋市向山西町3-2 (株)東海フレーム 2F
●電話 0532-55-9988
●営業時間 平日10:00 〜 18:00(最終日は 〜17:00)
●定休日 基本的に年中無休ですが、年末年始にはお休みがありますのでご注意ください。