「花みずき工房」さんは静岡県浜松市大平台に本社をおく、住宅の設計・施工・リフォームを行う会社さんです。僕がよく個展をやらせていただくGallery Cotyさんと同じ大平台のメインストリート沿いに、会社事務所と美しい住宅展示場あります。お金があったらこんな家に住んでみたいなって感じの、樹を活かしたステキな家作りをされています。
「花みずき工房」さんが発行するPR誌『花家族』のなかの「独創の遊子」のコーナーで取上げられた作家1年分(4冊)=4人による展覧会が、この「HAND WORKS '06」展です。
担当の方から企画のお話をいただき「光栄ですぅ」とか返事しちゃってから、良くスケジュール見てみたら、「"hide-and-seek 2"展」とダブルブッキングで青ざめたという次第です(笑)。
今回ご一緒する3人の作家さんは、直接には面識のない方々ですが、陶芸・書・水彩画の実力者の方々です。バラエティに富んだ楽しい展覧会になるのではないでしょうか。
●陶芸家 :丸 道子 氏
●書 家 :石田 不空 氏
●水彩画家:上野 博 氏
僕は「花家族」vol.14(2006.March)で取上げていただきました。
掲載部分をご覧いただけるようにしました。
〔
特にお断りせずに転載しています。問題がありましたら削除します。汗..〕
■掲載記事p.09 [FlashPaper 396KB]
■掲載記事p.10 [FlashPaper 436KB]
画家の登竜門とされる各種の公募・団体展って、どの作家もとにかく阿呆みたいにどでかい作品を出してますよね。すんごい描き込んでてうまい絵も多いんだけど、一体どこに飾るのだろうと思うのです。あれは「絵画」ではなくてほとんど「壁画」。ごく一部の作品が、お金のある人や企業・美術館などに買い上げられるとしても、それ以外の作品は、一体どこへ行ってしまうのだろうと思いませんか?
ダ・ヴィンチの「モナリザ」はそんなに大きな作品じゃないし、ダリのシュルレアリスム時代の代表作「記憶の固執」やパウル・クレーの宝石のような作品群も、オディロン・ルドンの静かな版画作品も、決してひとを圧倒するようなサイズなんかではなく、あっけないほど小さい。絵の世界の拡がりと、作品の実寸とは関係ないことが多いと僕は思う。
絵には絵として愛されるサイズがあるように思います。作家のエゴでひとを圧倒するようなサイズに肥大化した作品なんて、暑っ苦しくて見てられません。僕は、壁に掛けたり棚に収めたりデスクの上にちょこんと置いて、手元で日々眺めてもらえる絵を描きたい。
以前、僕の絵を買ってくれた方が「藤田さんの絵は日本の住宅事情に合う」と言ってくれました。大きさでひとを圧倒するのではなく、想像力の豊かさで見るひとを引込む絵...そういう絵を僕は目指したい。だからその言葉は嬉しかったなあ。
他の作家さんの作品とどのような感じで展示をすることになるのかはまだ分りません。
会場が花みずき工房さんの建てたモデル住宅なので、そのステキな家の中に、自信作を何点か持って行って、生活の中で飾られてるような感じに出来ないかなあと思っています。
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